ベッドカバーを掛けるだけで、寝室の印象は大きく変わります。
けれど、いざ自宅で使ってみると、「どこまで掛ければいい?」「足元はどうしたらいい?」「きれいに見える掛け方が分からない」と迷うこともあります。
ホテルのベッドが美しく見えるのは、ただベッドカバーを掛けているからではありません。
ベッド全体のバランス、左右の広がり、首元の整え方、足元の見せ方、枕との組み合わせ。
こうした細かな整え方が重なることで、すっきりとしたホテルのようなベッドがつくられています。
ここでは、ホテルライクインテリアが考える、ベッドカバーを美しく、そして使いやすく整える基本の掛け方をご紹介します。
まずはベッドをきれいに整える
ベッドカバーを掛ける前に、まずシーツと掛け布団を整えます。
ベッドカバーは、下にある寝具の状態がそのまま表情として出やすいものです。
シーツのシワを軽く伸ばし、掛け布団の四隅を整えてからベッドカバーを掛けると、仕上がりがきれいになります。
特に大切なのは、掛け布団の中心をベッドの中心に合わせること。
最初に中心を決めておくと、その上からベッドカバーを掛けたときにも左右のバランスを取りやすくなります。
ベッドカバーは「半分に折って中央に置く」ときれいに掛けられる
ベッドカバーをベッドに掛けるとき、左右を均等に整えるには、最初の置き方がポイントです。
まず、ベッドカバーを縦方向に半分に折ります。
折った状態のベッドカバーをベッドの中央に置き、中心を合わせます。
その状態から、左右にゆっくりと広げていきます。
最初から広げた状態で掛けて左右を調整するよりも、一度半分に折って中央を決めてから左右に広げるほうが、自然に均等な位置に整えることができます。
ベッドカバーを掛けるときは、最初に「中心」を決めることが、美しく整えるためのポイントです。
首元は2回ほど折り返して、床につかないように
ベッドカバーをベッドの上から掛けるときは、首元側をそのまま垂らすのではなく、2回ほど折り返して使うのがおすすめです。
首元側を折り返すことで、ベッドカバーの長さを調整しやすくなります。
そして、ベッドの足元に掛けたときに、裾が床につかない長さに整えることがポイントです。
ベッドカバーは大きなファブリックだからこそ、床に触れないようにすることで、すっきりとした印象になります。
また、折り返した部分がベッドの上に重なることで、ベッドカバーの素材感やキルトの表情もきれいに見えます。
ベッドの高さやマットレスの厚みによって見え方は変わるため、実際に掛けた状態を見ながら折り返す位置を調整するとよいでしょう。
ベッドカバーはどこまで掛ける?
ベッドカバーには、いくつかの掛け方があります。
ベッド全体を覆うように掛ける方法もあれば、枕や掛け布団を少し見せて使う方法もあります。
どちらが正解というわけではありません。
大切なのは、ベッドカバーと寝具のバランスです。
ベッドカバーを深く掛ければ、ベッド全体が一枚のファブリックでまとまり、すっきりとした印象になります。
一方、掛け布団や枕を見せるようにすると、素材の重なりが生まれ、より柔らかな雰囲気になります。
寝室のインテリアや季節に合わせて、掛け方を変えて楽しむこともできます。
ホテルのように見せるなら「足元」を整える
ベッドの印象を大きく左右するのが、足元です。
ベッドカバーを足元までしっかり掛けると、ベッド全体が落ち着いた印象になります。
また、ベッドカバーの上からベッドスローを足元に重ねると、ベッドにさらに奥行きが生まれます。
大切なのは、ベッドの足元に自然なラインをつくること。
ベッドカバーの裾が床についてしまったり、左右の長さが大きく違ったりすると、整った印象が損なわれます。
「シワをなくしすぎない」のも美しく見せるコツ
ベッドカバーをきれいに見せようとすると、シワをすべてなくしたくなるかもしれません。
けれど、ファブリックは完全に平らにする必要はありません。
特に柔らかな素材の場合、自然なドレープやわずかな陰影があることで、布らしい美しさが生まれます。
「整える」と「固くする」は違います。
ベッドの中心や左右のラインは整えながら、布そのものには自然な柔らかさを残す。
それが、落ち着いたホテルのようなベッドをつくるポイントです。
枕とのバランスも大切
ベッドカバーだけをきれいに整えても、枕が乱れているとベッド全体の印象は整いません。
枕は左右の位置を揃え、ベッドの中心を意識して並べます。
複数の枕を使う場合は、奥行きが出るように重ねることで、ホテルのようなレイヤード感をつくることができます。
ベッドカバーの色がシンプルな場合は、枕やクッションで素材感やニュアンスを加えるのもおすすめです。
ベッドスローを合わせると、さらにホテルらしい印象に
ベッドカバーにベッドスローを合わせると、ベッドにもう一段、奥行きが生まれます。
ベッドカバーでベッド全体を整え、その上から足元にベッドスローを掛ける。
こうした重ね使いは、ホテルのベッドでもよく見られるスタイルです。
ベッドスローは、ベッドカバーと同じ色で揃える必要はありません。
ベッドカバーがニュートラルカラーなら、ベッドスローで少しだけ色や素材の変化を加えることで、寝室に表情が生まれます。
「すべてを同じ色で揃える」のではなく、「調和する色と素材を重ねる」ことを意識すると、自然で洗練された印象になります。
季節によって掛け方を変える
ベッドカバーは、一年を通して同じ掛け方をしなければならないものではありません。
春や夏は、ベッドカバーを軽く掛けて、ベッドリネンの爽やかさを見せる。
秋冬は、ベッドカバーやブランケットを重ねて、少し深みのあるベッドをつくる。
季節によってファブリックの重ね方を変えることで、同じベッドでも印象を変えることができます。
家を空けるときは、枕の上までベッドカバーを掛けて
ベッドカバーは、毎日のベッドメイキングだけでなく、家を空けるときにも便利です。
旅行や出張などでしばらく家を留守にするときは、普段のように足元まで掛けるだけではなく、枕の上まで覆うようにベッドカバーを掛けておくのがおすすめです。
普段使っているときは、枕を見せてベッドを整える。
家を空けるときは、枕までベッドカバーで覆う。
このように、ベッドカバーの掛け方を変えることで、日常のベッドメイキングと、家を留守にするときの使い方を分けることができます。
別荘など、しばらくベッドを使わない場所でも、この使い方ができます。
ベッドの高さによっても、見え方は変わります
ベッドカバーを選ぶときは、マットレスのサイズだけでなく、マットレスの厚みやベッドの高さも確認しておくことが大切です。
同じサイズのベッドでも、マットレスの厚みによって必要なベッドカバーのサイズは変わります。
ベッドの側面までしっかり覆いたい場合は、マットレスの高さとベッド全体の高さを確認して選びましょう。
反対に、ベッドの脚やフレームを見せたい場合は、少し短めのドレープにすることで、軽やかな印象に仕上げることもできます。
「ホテルのようなベッド」は、整えすぎないことも大切
ホテルのベッドを見ると、すべてが完璧に整えられているように感じます。
けれど、上質なベッドの美しさは、ただ「きっちり揃っている」ことだけではありません。
ファブリックの自然な柔らかさや、素材によって生まれる陰影があります。
ベッドカバーの中心や左右はきちんと整えながら、布のドレープは自然に。
枕もすべて同じ高さに揃えるのではなく、少しずつ重ねて奥行きをつくる。
この「整っているけれど、整いすぎていない」バランスが、落ち着いたホテルのような寝室につながります。
ホテルライクインテリアが考える、美しいベッドの整え方
ホテルライクインテリアでは、ベッドカバーを単なる「ベッドを覆う布」としてではなく、寝室全体を整えるためのファブリックとして考えています。
大切なのは、ベッドカバーそのものだけではありません。
ベッドリネンとの色合わせ。
素材の重なり。
ベッドの高さ。
枕とのバランス。
そして、布がつくる自然なドレープ。
これらが組み合わさることで、一つの美しいベッドが完成します。
ホテルのような寝室をつくるために、何か特別なことをする必要はありません。
まずはベッドカバーを半分に折って中央を合わせること。
そこから左右に広げ、均等に整えること。
首元は2回ほど折り返し、足元が床につかないようにすること。
そして、ファブリックの自然な柔らかさをそのまま生かすこと。
そんな小さな整え方の積み重ねが、毎日の寝室を美しくしてくれます。
ホテルライクインテリアの実店舗
ホテルライクインテリアでは、オンラインショップだけでなく、実際に商品を手に取ってお選びいただける実店舗をご用意しています。
ベッドカバーや掛け布団カバーは、素材の質感や色、実際にベッドに掛けたときの印象によって見え方が変わります。
店舗では、実際の商品をご覧いただきながら、寝室の雰囲気やお好みに合わせてスタッフがご案内いたします。

ホテルライクインテリア 店舗一覧
- 麻布台ヒルズ店|東京都港区・麻布台ヒルズ
- 伊勢丹新宿店|東京都新宿区・伊勢丹新宿店
- 東京ミッドタウン店|東京都港区・東京ミッドタウン
- 阪急うめだ店|大阪府大阪市・阪急うめだ本店
各店舗の所在地、営業時間、取扱商品などの詳細はショップリストをご覧ください。














