ホテルライクインテリアは、「一流ホテルの寝心地をご自宅で」をテーマに、羽毛布団、ダウンピロー、ダウン・フェザーベッドパッドなど、羽毛の特徴を活かした寝具をご提案するブランドです。羽毛の種類、フィルパワー、充填量、側生地まで考え、用途に合わせた寝心地をつくっています。
ダウンとフェザーの違いとは?羽毛布団・枕を選ぶ前に知っておきたい基本
羽毛布団や羽毛枕の商品表示を見ると、よく目にするのが「ダウン90%・フェザー10%」という表記です。
どちらも水鳥から採れる羽毛ですが、ダウンとフェザーは形も役割も異なります。違いを一言で表すなら、ダウンは「空気を含んで、軽さと暖かさをつくるもの」、フェザーは「羽軸があり、弾力と支えをつくるもの」です。
そのため、羽毛布団ではダウンの割合が重視される一方、枕やベッドパッドではフェザーの弾力をあえて活かすことがあります。
つまり、「フェザーが入っている=品質が低い」わけではありません。寝具によってダウンとフェザーに求める役割が違うのです。
この記事では、ダウンとフェザーの形・暖かさ・重さ・弾力の違い、ダウン90%・フェザー10%の意味、羽毛布団と羽根布団の違い、フィルパワーとの関係、枕やベッドパッドではなぜフェザーを使うのかまで詳しく解説します。
ダウンとフェザーの違い|先に結論
- ダウンは、タンポポの綿毛のような形をした羽毛
- 硬い羽軸がなく、細い羽枝が広がって空気をたっぷり含む
- フェザーは、中央に羽軸がある一般的な「羽根」に近い形
- フェザーには弾力があり、枕やベッドパッドの支え感にも利用される
- 羽毛布団では、一般にダウン率が高いほど軽さや保温性を得やすい
- ただし品質はダウン率だけではなく、フィルパワー・充填量・種類・洗浄・側生地・構造でも変わる
- 「ダウン90%・フェザー10%」は、基本的に中身の重量比を表す
- 枕では、ダウンの柔らかさとフェザーの支えを組み合わせることもある
ダウンとは?
ダウンは、水鳥の胸から腹部などに見られる、タンポポの綿毛のような羽毛です。英語では「Down」と呼ばれます。
一般的な羽根のような硬い羽軸はなく、中心から細い羽枝が放射状に広がっています。この立体的な形によって、ひとつひとつのダウンが大量の空気を抱え込みます。
ダウン
硬い羽軸がほとんどない
↓
細い羽枝が立体的に広がる
↓
たくさんの空気を含む
羽毛布団が軽いのに暖かい理由のひとつが、この空気を含む力です。暖かさを生み出しているのは羽毛そのものの重さではなく、羽毛が抱え込む動きにくい空気の層です。
また、良質なダウンは圧縮しても空気を取り込むと再びふくらみやすく、この「ふくらむ力」がフィルパワーとして表されます。
フェザーとは?
フェザー(Feather)は、中央に羽軸がある羽根です。一般に「鳥の羽根」と聞いて思い浮かべる形に近いものです。
ダウンがふわふわと立体的に広がるのに対し、フェザーは平面的で、中央の軸による弾力と反発力があります。
フェザー
中央に羽軸がある
↓
押されると曲がる
↓
元の形へ戻ろうとする
↓
弾力・支え感をつくりやすい
そのためフェザーは、羽毛布団の主役というより、枕やベッドパッドなど、ある程度の支えや弾力が必要な寝具で特徴を活かすことができます。
ダウンとフェザーの違いを比較
| 比較 | ダウン | フェザー |
|---|---|---|
| 形 | タンポポ状に広がる | 平面的な羽根 |
| 硬い羽軸 | 基本的にない | ある |
| 空気を含む力 | 高い | ダウンより小さい |
| 感触 | ふんわり・柔らかい | 弾力・支え感 |
| 重さ | 非常に軽い | 同じかさなら比較的重い |
| 得意な役割 | 保温・軽さ・柔らかさ | 弾力・支持・ボリューム |
| 向いている寝具 | 羽毛布団・柔らかなダウンピロー | 枕・フェザーベッド・ベッドパッドなど |
ダウンはなぜ暖かい?
ダウンの役割を理解すると、羽毛布団が「軽いのに暖かい」理由も分かりやすくなります。
ダウンボールの細い羽枝の間には、大量の空気が入り込みます。この空気が動きにくい層をつくり、身体から出た熱が逃げるのを抑えます。
つまり、羽毛布団は重さで身体を暖めているのではありません。
身体から熱が出る
↓
ダウンが空気をたっぷり含む
↓
暖かな空気の層ができる
↓
少ない重量でも暖かさを保ちやすい
そのため、同じ暖かさを目指す場合、よくふくらむ良質なダウンほど、少ない充填量でもボリュームを出しやすくなります。
フェザーは暖かくない?
フェザーにも空気を含む部分はありますが、ダウンほど立体的に大量の空気を抱え込む構造ではありません。
そのため、軽さと保温性を重視する羽毛布団では、一般にダウンが中心になります。
一方でフェザーには、ダウンにはない羽軸があります。この羽軸が押されたときに反発するため、枕やベッドパッドでは大きな意味を持ちます。
つまり、
掛け布団 → ダウンの「空気を含む力」を活かしたい
枕 → ダウンの柔らかさ+フェザーの支えを活かせる
ベッドパッド → ダウンの柔らかさ+フェザーの弾力を活かせる
というように、寝具によって適した配合が変わります。
「ダウン90%・フェザー10%」とはどういう意味?
羽毛製品に表示される「ダウン90%・フェザー10%」は、基本的に中に入っている羽毛の重量比率を表しています。
例えば、羽毛が合計1,000g入っている製品なら、単純化すると、
ダウン90% → 約900g
フェザー10% → 約100g
という重量比を意味します。
ここで注意したいのが、体積比ではないことです。
ダウンは非常に軽く、大きくふくらむため、重量では90%でも、見た目のかさとしてはダウンが圧倒的に大きく感じられます。
ダウン率が高いほど良い羽毛布団?
羽毛布団では、一般にダウン率が高いほど、軽くふっくらした掛け布団をつくりやすくなります。
しかし、「ダウン率95%なら、90%より必ず上質」と数字だけで決めることはできません。
羽毛布団の品質を見るときは、少なくとも次の要素を一緒に確認する必要があります。
羽毛布団を見るときのポイント
ダウン率 → ダウンとフェザーの割合
フィルパワー → 羽毛のふくらむ力
充填量 → 実際に何gの羽毛が入っているか
鳥の種類 → ダック・グースなど
羽毛の品質 → ダウンボールの大きさや状態
洗浄 → 羽毛をどのように洗浄しているか
側生地 → 軽さ・しなやかさ・ダウンプルーフ性
キルト → 羽毛をどう配置し、偏りを抑えるか
ダウン率は重要。でも、ダウン率だけでは羽毛布団の寝心地は分からない。
これが羽毛布団選びの基本です。
「羽毛布団」と「羽根布団」の違い
日本では「羽毛布団」と「羽根布団」という、よく似た言葉があります。
日本羽毛製品協同組合では、一般に、
| 名称 | 一般的な区分 |
|---|---|
| 羽毛布団 | ダウン50%以上 |
| 羽根布団 | フェザー50%以上 |
と呼び分けています。
文字だけを見るとほとんど同じですが、中に含まれるダウンの割合に大きな違いがあります。
フィルパワーとは?ダウンとどう関係する?
羽毛布団を選ぶとき、ダウン率とあわせて見たいのがフィルパワー(FP)です。
フィルパワーは、一定重量の羽毛がどのくらい大きくふくらむかを示す指標です。
同じ重量でも、良質で大きなダウンボールほど空気を多く抱え込み、大きくふくらみます。
同じ重量のダウン
↓
より大きくふくらむ
↓
より多くの空気を含める
↓
高いフィルパワー
高いフィルパワーの羽毛は、少ない重量でも大きなかさをつくりやすいため、軽さと保温性を両立した羽毛布団をつくりやすくなります。
ただし、ここでもFPが高い=必ず暖かい布団ではありません。
例えば、800FPの夏用羽毛布団と630FPの冬用羽毛布団なら、充填量が大きく違うため、冬用の630FPの方が暖かくなることがあります。
羽毛布団では、フィルパワーと充填量の両方を見ることが大切です。
ホテルライクインテリアの630FP羽毛布団
ホテルライクインテリアの630FP羽毛布団には、フランス産ダウン90%以上を使用しています。
さらに、630FP以上のダウンのみを選び、日本国内で製造しています。
側生地には、400TC・80番手のコットン100%を使用。羽毛が吹き出しにくいようダウンプルーフ加工を施しています。
ダウン → フランス産ダウン90%以上
フィルパワー → 630FP以上
側生地 → 400TC・80番手・コットン100%
生産 → 日本
季節 → 夏用・春秋用・冬用を展開
同じ630FPでも、季節によって羽毛の充填量を変えています。
つまり、「冬だから高いFP、夏だから低いFP」とするのではなく、同じ品質の羽毛を使いながら、中に入れる量で季節に合った暖かさをつくるという考え方です。
フランス産630FPダウン
夏用・春秋用・冬用から、季節に合った羽毛量をお選びいただけます。
800FPは何が違う?
より軽やかな掛け心地を求める方には、800FPのポーランド産ホワイトマザーグースダウンも展開しています。
ホテルライクインテリアの800FP羽毛布団は、ポーランド産ホワイトマザーグースダウン95%以上を使用しています。
ダウン率だけでなく、ダウンボールのふくらみが大きい800FPの羽毛を使用していることが特徴です。
| 比較 | 630FP | 800FP |
|---|---|---|
| ダウン | フランス産ダウン | ポーランド産ホワイトマザーグースダウン |
| ダウン率 | 90%以上 | 95%以上 |
| フィルパワー | 630FP以上 | 800FP以上 |
| 選び方 | バランスのよい上質な羽毛布団 | より大きなふくらみと軽やかさを求める方に |
ただし、630FPと800FPの違いは「暖かい・暖かくない」だけではありません。
実際の掛け心地は、羽毛の充填量、布団のサイズ、側生地、キルトなどによっても変わります。
ダックとグースの違いは?
羽毛製品では、ダウンとフェザーの違いに加えて、ダックとグースの違いもよく比較されます。
ダックはアヒル・鴨系、グースはガチョウです。
一般に、大型で成熟したグースからは大きなダウンボールを得やすいため、高いフィルパワーを持つ羽毛製品にグースダウンが使われることがあります。
しかし、グースならすべてのダックより高品質というわけではありません。
鳥の成熟度、産地、選別、洗浄、ダウンボールの状態などでも品質は変わります。
ホテルライクインテリアでは、630FPシリーズにフランス産ダウン、800FPシリーズにポーランド産ホワイトマザーグースダウンを使用しています。
ダウンとフェザー、枕ではどちらがいい?
枕になると、ダウンとフェザーの評価は羽毛布団とは少し変わります。
枕は、柔らかいだけではなく頭や首をある程度支える必要があるからです。
ダウンを多く使うと、ふわっと柔らかく、頭を包み込むような寝心地をつくりやすくなります。
一方、フェザーを使うと羽軸の反発によって支え感が生まれます。
ダウンを多く → 柔らかく沈み込む
フェザーを多く → 弾力・支え感が増える
ダウン+フェザー → 柔らかさと支えのバランスをつくれる
つまり枕では、フェザーは「仕方なく混ざっているもの」ではなく、寝心地を設計するために積極的に使える素材です。
630FPダウンピローはダウン90%・フェザー10%
ホテルライクインテリアの630FPフランス産ダウンピローは、フランス産ホワイトダックダウン90%・フェザー10%です。
ダウンを多く使用することで、頭を包み込むような柔らかさをつくりながら、フェザーも組み合わせています。
さらに、同じ配合でも充填量を変え、
- ソフト
- ミディアム
- オーバーフィル
の3種類から高さ・ボリュームを選べるようにしています。
枕は「ダウン率」だけではなく、何g入っているかでも高さや沈み込み方が変わります。
フェザーをあえて増やした「3層構造」の枕
フェザーの特徴が分かりやすいのが、ホテルライクインテリアの3層構造ダウンフェザーピローです。
この枕は、柔らかさと支え感を両立するため、枕内部を上部・中芯・下部の3層に分けています。
身体に近い上下の層にはダウンを配合し、柔らかな感触をつくります。
一方、中央の中芯はフェザー99%・ダウン1%。フェザーの弾力を利用して、頭が沈み込みすぎないよう支える構造です。
上部
ダウンを配合した柔らかな層
↓
中芯:フェザーを中心に支える層
↓
下部
ダウンを配合した柔らかな層
この構造を見ると、ダウンとフェザーの違いがよく分かります。
ダウンは柔らかさ、フェザーは支え。
特徴の違う二つを組み合わせることで、ひとつの寝心地をつくることができます。
800FPダウンピローはダウン95%
さらに柔らかく、軽やかなダウンの感触を求める方には、800FPポーランド産ホワイトマザーグースダウンピローがあります。
羽毛部分はポーランド産ホワイトマザーグースダウン95%。800FPのダウンを使用しています。
630FPの枕より高いフィルパワーのダウンを使用することで、より少ない重量でもふくらみを出しやすくなります。
ここでも、単純に「95%だから90%より良い」というより、ダウンの種類とフィルパワーまで含めて違いを見ることがポイントです。
ダウンとフェザーはベッドパッドにも使われる
ダウンとフェザーの特徴を同時に活かせる寝具が、ダウン・フェザーベッドパッドです。
ベッドパッドはマットレスの上、シーツの下に重ねます。
ホテルライクインテリアのダウン・フェザーベッドパッドには、ダウンとフェザーをたっぷり充填し、マットレスの上に柔らかな層をつくっています。
ここでも、
ダウン → 包み込むような柔らかさ
+
フェザー → 弾力と厚み
=
ホテルのような、ふっくらした寝心地
という、それぞれの特徴を利用しています。
羽毛布団ではフェザーの少なさが注目されることがありますが、ベッドパッドではフェザーの弾力がメリットになる場合があります。
ダウンとフェザーを、身体の下にも
マットレスの上に一枚重ねて、ふっくらしたホテルのような寝心地へ。
フェザーは布団から飛び出しやすい?
フェザーには硬い羽軸があるため、ダウンに比べると、生地の縫い目などから軸が出てくる場合があります。
そのため羽毛製品では、中に入れる羽毛の品質だけではなく、羽毛を包む側生地も重要です。
ホテルライクインテリアの羽毛布団やダウンピローでは、羽毛が吹き出しにくいよう、側生地にダウンプルーフ加工を施しています。
フェザーを多く使う3層構造ダウンフェザーピローでは、生地を二重構造にするなど、羽根の吹き出しにも配慮しています。
良い羽毛製品は、中身だけではなく、その羽毛をどう包むかまで重要です。
羽毛のにおいはダウンとフェザーで違う?
羽毛は天然素材なので、製品や使用環境によって特有のにおいを感じることがあります。
においの感じ方は、ダウンかフェザーかという違いだけではなく、羽毛の原料、洗浄状態、保管環境、湿度などによっても変わります。
そのため羽毛製品では、羽毛の産地やダウン率だけでなく、どのように洗浄されているかも品質を見るポイントです。
ホテルライクインテリアでは、羽毛を輸入したあと、日本国内で製造するシリーズを展開し、第三者機関による品質検査も行っています。
ダウン率だけで羽毛布団を選ばない方がいい理由
例えば、次の2枚の羽毛布団があったとします。
| 比較 | 布団A | 布団B |
|---|---|---|
| ダウン率 | 90% | 95% |
| フィルパワー | 高い | 低い |
| 充填量 | 多い | 少ない |
この場合、ダウン率95%の布団Bが必ず暖かいとは言えません。
羽毛布団の暖かさや軽さを比較するなら、ダウン率+フィルパワー+充填量を少なくともセットで確認します。
夏用・春秋用・冬用でダウンの種類は変わる?
必ずしも変える必要はありません。
ホテルライクインテリアでは、630FPシリーズでも800FPシリーズでも、同じグレードのダウンを使いながら、季節に合わせて羽毛充填量を変えています。
例えば630FPフランス産ダウンのシングルでは、夏用・春秋用・冬用で充填量を変えています。
つまり、
羽毛の品質を変える
のではなく
↓
入れる量を変える
↓
季節に適したボリュームにする
という考え方です。
ダウンとフェザーの違いから見る、寝具の選び方
| 求める寝心地 | 選び方 |
|---|---|
| 軽く暖かな掛け布団 | ダウン率・フィルパワー・充填量を確認 |
| 柔らかな枕 | ダウンを多く使った枕 |
| 柔らかいけれど支えも欲しい | ダウン+フェザーを活かした枕 |
| マットレスをふっくらさせたい | ダウン・フェザーベッドパッド |
羽毛布団を選ぶときに見るべき5つの数字
商品ページを見ると数字が多く、「結局どこを見ればいい?」と迷うことがあります。
羽毛布団なら、まず次の項目を確認すると分かりやすくなります。
1. ダウン率
ダウンとフェザーの重量比率。羽毛布団ではダウンが中心になります。
2. フィルパワー
同じ重量の羽毛がどれくらい大きくふくらむかを見る指標。
3. 充填量
夏用・冬用など、実際の暖かさを左右する重要な数字です。
4. サイズ
掛け布団はベッドサイズだけでなく、身体を十分に覆える寸法か確認します。
5. 側生地の仕様
細い糸・軽い生地は、良質なダウンのふくらみや身体へのフィット感を活かしやすくなります。
ダウンとフェザーについてよくある質問
Q. ダウンとフェザーの違いは何ですか?
A. ダウンは硬い羽軸がなく、タンポポのように細い羽枝が広がる羽毛です。大量の空気を含むため、軽さと保温性に優れます。フェザーは中央に羽軸がある羽根で、弾力と支え感が特徴です。
Q. ダウンとフェザーはどちらが暖かいですか?
A. 同じ重量で比較すれば、一般に空気を多く含めるダウンの方が保温性を得やすくなります。ただし、実際の布団の暖かさはフィルパワーや充填量、キルト、側生地などでも変わります。
Q. ダウン90%・フェザー10%とはどういう意味ですか?
A. 羽毛の中身を重量で見たときに、ダウンが90%、フェザーが10%という意味です。体積比ではありません。
Q. ダウン95%なら90%より必ず高級ですか?
A. 必ずしもそうではありません。ダウン率だけでなく、フィルパワー、ダウンボールの品質、鳥の種類、洗浄、充填量、側生地などを総合して見る必要があります。
Q. フェザーが入っている羽毛布団は品質が低いですか?
A. フェザーが少量含まれているからといって、それだけで品質が低いとは判断できません。ダウン率だけでなく羽毛全体の品質を確認してください。
Q. 羽毛布団と羽根布団の違いは?
A. 日本羽毛製品協同組合では、一般にダウン50%以上を「羽毛ふとん」、フェザー50%以上を「羽根ふとん」と呼び分けています。
Q. フェザーは何のために入っているのですか?
A. フェザーには羽軸による弾力があります。枕では頭を支えるため、ベッドパッドでは厚みや弾力をつくるためなど、その特徴を活かして使われることがあります。
Q. 枕はダウンとフェザーのどちらがおすすめですか?
A. 柔らかく沈み込む寝心地が好きならダウンを多く含む枕、もう少し弾力や支えが欲しいならフェザーを活かした枕が候補になります。中材の量や構造によっても寝心地は変わります。
Q. 羽毛布団はダウン100%が一番いいですか?
A. ダウン率だけで羽毛布団の品質は決まりません。フィルパワー、充填量、側生地、製造方法なども重要です。商品全体の設計で比較することをおすすめします。
Q. ダウンとフェザーでは重さが違いますか?
A. ダウンは非常に軽く大きくふくらみます。フェザーは羽軸があるため、同じかさをつくる場合はダウンより重量が増えやすくなります。
Q. ダウンとフェザーでは触り心地が違いますか?
A. はい。ダウンはふわふわと柔らかく、フェザーは羽軸による弾力を感じやすいのが特徴です。
Q. フェザーの軸が布団から出てくることはありますか?
A. フェザーには硬い羽軸があるため、製品や使用状況によっては側生地や縫い目から出ることがあります。そのため、羽毛製品では側生地の密度やダウンプルーフ加工、縫製も重要です。
Q. フィルパワーとダウン率は同じものですか?
A. 違います。ダウン率はダウンとフェザーの割合、フィルパワーは一定重量の羽毛がどれくらいふくらむかを示す指標です。
Q. 800FPなら630FPより暖かいですか?
A. 同じ重量・条件なら800FPの方が大きくふくらみやすいですが、完成した布団の暖かさは充填量によっても変わります。800FPの夏用布団より630FPの冬用布団の方が暖かいこともあります。
Q. ダックダウンとグースダウンは何が違いますか?
A. ダックはアヒル・鴨系、グースはガチョウの羽毛です。一般に大型で成熟したグースは大きなダウンボールを得やすい傾向がありますが、品質は産地や成熟度、選別、洗浄などでも変わります。
Q. ホテルライクインテリアの羽毛布団は何%ダウンですか?
A. 630FPフランス産ダウンシリーズはダウン90%以上、800FPポーランド産ホワイトマザーグースダウンシリーズはダウン95%以上です。シリーズによって仕様が異なるため、各商品ページをご確認ください。
まとめ|ダウンは「空気」、フェザーは「弾力」
ダウンとフェザーは、どちらも水鳥から採れる羽毛です。
しかし、形も得意な役割も違います。
ダウンとフェザーの違い
ダウン
→ 硬い羽軸がない
→ タンポポのように立体的に広がる
→ 多くの空気を含む
→ 軽さ・暖かさ・柔らかさをつくる
フェザー
→ 中央に羽軸がある
→ 弾力がある
→ 支え感をつくりやすい
→ 枕やベッドパッドでも特徴を活かせる
羽毛布団なら、ダウンのふくらみと軽さが大きなポイントになります。
枕なら、柔らかいダウンだけではなく、頭を支えるフェザーにも意味があります。
ベッドパッドなら、ダウンとフェザーを組み合わせることで、全身をふっくら受け止める寝心地をつくることができます。
だから、
ダウン=良い。フェザー=悪い。
ではなく
柔らかさが欲しいのか。
暖かさが欲しいのか。
支えが欲しいのか。
用途によって選ぶことが大切です。
そして羽毛布団を選ぶなら、ダウンとフェザーの割合だけで終わらせず、フィルパワー、充填量、羽毛の種類、側生地まで確認してください。
数字をひとつだけ比較するのではなく、その羽毛をどんな寝具に仕立てているかを見る。
それが、自分に合う羽毛寝具を選ぶためのポイントです。











