ホテルライクな寝室をつくる、色の考え方
寝室は、一日の終わりに心と身体を休める場所です。
だからこそ私たちは、寝具の色を決めるとき、「美しい色」であること以上に、「心が落ち着く色」であることを大切にしています。
ホテルライクインテリアでは、ニュートラルカラーをベースに、ほんの少しニュアンスを加えた色を中心に商品を展開しています。
ニュートラルカラーとニュアンスカラーのバランス
ベージュやホワイト、グレーなどのニュートラルカラーは、どんなインテリアにも自然に馴染みます。
そこへ、セージグリーンやローズピンクのような、少しだけ色味を感じるニュアンスカラーを組み合わせることで、落ち着きの中にも上質さを感じられる寝室になります。
布製品は面積が大きいため、壁や家具以上に空間全体の印象を左右します。
そのため私たちは、「少し淡く」「少し静かに」見える色を意識しながら設計しています。
色づくりで最も大切なのは「透明感」
商品開発では、生産チームと何度も色を確認します。
「このピンクは少し強すぎないかな。」
「もう少し透明感のある色にできないかな。」
そんな細かなやり取りを何度も繰り返しながら、一色一色を仕上げています。
ニュアンスカラーは、美しく仕上がると上品な印象になりますが、一歩間違えると重たく見えたり、濁った印象になったりします。
だからこそ、私たちが最も大切にしているのは「透明感」です。
美しい色は、工場の技術だけでは生まれません
実は、繊維製品の色は染色技術だけではなく、水質や工場の環境によっても仕上がりが変わります。
以前販売していた「イタリアンコレクション」は、澄んだ発色が大きな魅力でした。
現地の水や染色環境が、その透明感のある色づくりを支えていたのだと思います。
一方で、価格だけを優先した工場では、同じ色を指定しても思ったような透明感が出ず、色が濁ってしまった経験もありました。
色が理想より濃く仕上がった場合は、再染色を行うこともあります。
ただ、その分だけ納期との戦いにもなります。
品質とスケジュール、その両方を見極めながら、一つひとつ判断しています。
ホテルライクインテリアらしい色とは
ブランド全体を見渡すと、どこか静けさを感じる色が多いことに気づかれるかもしれません。
私たちは、赤みを強く感じる色よりも、少し青みを含んだ澄んだ色調を好んで採用しています。
そうすることで、寝室全体が穏やかで落ち着いた印象になり、ホテルのような心地よい空間が生まれると考えています。
華やかさよりも、長く見ていて心が落ち着く色。
それが、ホテルライクインテリアが大切にしている色づくりです。
色も、寝心地の一部だと考えています
寝具は触り心地だけではありません。
朝目覚めたとき、夜ベッドに入るとき、最初に目に入るのは「色」です。
だからこそ私たちは、素材だけでなく、色もまた寝心地をつくる大切な要素だと考えています。
これからも、流行だけに左右されることなく、何年経っても美しいと感じられる色を、一つひとつ丁寧に作り続けていきます。














