【ギフト】贈り物にまつわるマナー

今更聞けない贈り物のマナー

贈り物を選ぶ際に、渡す相手の好みに加えて
忘れてはならないのがギフトにまつわるマナーです。
迷いがちなポイントを３つご紹介しますので
是非ギフト選びの参考にしてください。

①割れ物は贈り物にOK？

ペアのグラスは結婚祝いの定番と言えますが、
「割れる」ものは縁起が悪いという考えもあります。
ですが「入れる」ものだから福を呼び込むということ
割れて「増える」ことから家族が増えるということ、
というように複数の捉え方が存在します。
特に、相手の希望や好みを加味して選んだ際には
マナー違反に該当しないことが多いでしょう。

②刃物は贈り物にOK？

包丁を贈ることは縁を「切る」意味合いから
避けたほうがいいと考える場合も多いですが、
古くから刃物は権威の象徴とされ魔除けの意味もあり
「新たに切り開く」という意味から人生の門出には
これ以上ない贈り物であるとする解釈も存在します。
刃物を送った際には相手から五円玉をもらうことで
縁が切れないように願うというおまじないも。

③「熨斗(のし)」のマナーは？

何度起こってもめでたいことであるかどうかで
水引の結び方が分けられることは有名ですね。
熨斗紙が包装紙の外側・内側のどちらに来るかは
主に贈り物の内容によって決まります。
結婚祝いや出産祝いなど、表書きや送り主が
すぐにわかることが望ましい場合には外のし、
内祝いや、配送による汚れを避けたい場合は
内のしが適しているとされています。

マナーや慣習は、贈る相手との関係性によって
どのくらい遵守すべきかを判断することが重要です。
想いを伝えるギフト選びを是非楽しんでください。